「はまぼう」の話
天草市新和町の流合川(ながれあいがわ)と大宮地川の河口周辺のはまぼう群生地は、「河口から2Kmにわたり約3ヘクタールに1万本ほどが自生しており、「日本最大級の大群落」の一つとして、全国的にも注目されています。 はまぼうは様々な要因からその生息域が減少し、絶滅が危ぶまれる植物として保全活動が進められています。 「はまぼう」ってどんな花? 花言葉:楽しい思い出 はまぼうは、夏の天草の海辺で出会う黄色の美しい花が咲くアオイ科フヨウ属の落葉低木です。フヨウ、ハイビスカス、ムク等もこの仲間です。 7月~8月に、枝先に1~2個の直径5~6Cm程の大きな黄色の花をつけます。らせん状に巻いた形のつぼみから5枚の花びらが開きます。 歯名の中をのぞくと、花の底とめしべの先端は、濃い紅色です。この花は、朝開いて夕方には萎んでします一日花です。 気候が良ければ、秋の紅葉も見事です。平成21年に、はまぼうは[天草市の花]に指定されています。
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